となりのしばふ

日々の記録と内省と

雑記220926

春からずっと面倒を見ていた大きい仕事は今月末が工期で、嵐の真っ只中にいるみたいに毎日もみくちゃになっている。日中は現場に出て、会社に帰ってきてその内容をまとめたり役所に提出する書類を作ったりして気が付くと23時を回って上司に追い立てられるようにして帰る毎日だ。働き方改革のおかげで有給がとりやすくなった一方で、残業がかさむとやんわり注意されるようになった。追い込みの時期は仕方ないじゃんね、と心の中で言い訳しながら何食わぬ顔で残業を重ねている。

平日が忙殺されている分、休日はゆっくりするぞと心に決めて、食べたいものを食べたり新しいアロマオイルを試したりしている。この休みに行ったスーパーは、入ったところでイチジクが山積みになっていたのでよく熟れていそうなのを選んで迷わずカゴに入れた。夕食の後で食べたイチジクはやわやわでみずみずしく、優しい甘さでとてもおいしかった。梨にイチジクに柿、秋は大好きな果物ばかりなのでうれしい。この仕事が無事に終わったら、大奮発してシャインマスカットを食べよう。

それから、慌ただしい日々の元気の素といえばチョコレート。私はあるデパートにテナントとして入っているチョコレート屋さんのチョコレートの大ファンで、そのお店のチョコレートを毎日ひとかけらずつ食べるのをささやかな楽しみにしている。店内には選びきれないほどたくさんの種類が並んでいて、今までいろんな種類を食べてはみたのだけど、ごろごろのピスタチオが入ったチョコレートが一番好き。今ではあれこれと冒険をせず、ピスタチオのチョコレートと洋酒の入ったチョコレートを2枚買うのが定番になった。残念なのは、このデパートが自宅から高速で一時間強かかる場所にあって、気軽には訪ねられないこと。前回食べきってからしばらく経つ。これもひと段落したら……と楽しみにしていることのひとつ。

最近は日中もすっかり涼しくなった。朝晩は寒いくらいだ。去年着ていた海老茶色のカーディガンを探して箪笥の中を引っ掻き回したのだけど、どういうわけか見つからない。秋って何を着ていたっけ?どこにしまったっけ?と毎年悩んでいるような気がする。この時期って赤とか黄色のものを身につけたくなる。紅葉の連想なのか、それとも秋のパブリックイメージがそうさせるのか。とりあえず今年の秋は、魔窟と化しているクローゼットの中で海老茶のカーディガンを発掘するところから。