となりのしばふ

日々の記録と内省と

雑記2023.12

231204

最近急に食べられる量が減った。食欲がないわけではないのだけれど、欲望のままに食べると具合が悪くなったり満腹が続いて次の食事が食べられなかったりする。平日の昼食はおにぎり1個+味噌汁という献立に固定されていて、過去の経験からもこれ以上に食べるとヤバいということは重々承知しているのに、土曜昼は解放感にまかせて暴食しがちで(暴食という言葉を使っているがパン2個とかの話である)、結果、具合を悪くして日曜夜まで気分が優れない…というような愚行を毎週くり返している。腹八分目というのは本当に難しい。

231206

今年から猫の通院が月一になったため、出番の増えた通院用キャリーを新調したいと夏頃から思っていたところ、先日ようやく納得できる型のものが見付かってAmazonで注文した。後日、届いた品物を見てびっくり。キャリー蓋部分のプラスチックが大きく割れていた。通販は時々利用するけれど不良品が手元に届いたのは初めてで、これは販売者に連絡して返品交換してもらわなければとオロオロしながらカスタマーセンターにアクセスし、返品手続きを開始。これが拍子抜けするくらい簡単でした。画面上の案内に沿っていくつかの項目を選択するだけ。破損部分の画像を送ってと言われるかと思い写真も撮っておいたのだけれど、品物の状態の確認も何もない。どうも販売業者・配送業者・購入者間の責任の所在はどうでもよくて、何もかも返金で対応するからとりあえず品物を返送しといて、ということらしい。品物を返送し確認が取れたら返金されるとのことなので、早速翌日にクロネコヤマトに持ち込んでこちらのタスクは終了。2日後に返金しましたのメールが届いた。迅速~。しかしこういう手続きって、もう人と人とのコミュニケーションは必要ないのだなあ。

231211

12月に入ると年賀状を作らないと…と気が焦る。職場の皆さんと惰性で送りあっている十数枚と親しい友人たちに送る数枚の計20枚程度。数年前までは気が向けば消しゴム判子で作ってみたりしていたのだけれど、ここ2,3年は仕事納めの後に市販のものを買ってきて一言書き添え、あわてて投函していた。しかし今年は早くもネットプリントにお願いして手配が完了している。選べるデザインが豊富で添える一言も個人ごとに書き換えられたり、自由に編集が出来るところが多くて案外よかった。職場用には当たり障りのない絵柄を選んだけれど、犬飼の先輩と友人には別で素朴な柄の写真が入れられるものを選び、渾身のかわいい猫写真を入れた。先輩から愛犬の年賀状をもらうたびに、やってみたいと思っていた夢が叶った。出来上がってくるのが楽しみ。

231224

本日、クリスマスイブ。街には若者や家族連れがあふれてケーキ屋さんと某チキン屋さんなどは大忙しなんだろうな、などと考えながら図書館へ行く。年の瀬も差し迫った今日この頃、京極夏彦先生の百鬼夜行シリーズに夢中になっている。兄がこのシリーズの大ファンだったので小学生の頃に5冊目まで一度通読してはいるのだけれど、当時は半分くらいわからなかった。たしかに戦後の情勢とか心理学とか男女のあれそれとか小学生が読むには早すぎる内容で、三十路を迎えた今だからこそしみじみ「面白い…!」となっているのだと思う。文庫が鈍器みたいな分厚さをしているので敬遠されがちなようだけれど、文章は軽妙で案外サクサク読み進められるから読んでみてほしい。私はこの不穏と血生臭さをお供に年末年始を迎える予定です。

231225

賞与が出るとハーゲンダッツのミニカップアソートパックを買って帰ることにしている。この年末も無事にハーゲンダッツが冷凍庫に納められました。

231226

2023年ももう幾日かで終わるので、写真フォルダの整理をした。以下、撮ったもののどこにも載せなかった写真まとめ。

友人と食べたパフェやら焼き菓子やら。いくつになっても甘味が好き。生来の出不精ではありますが、連れ出してくれる友人たちのおかげでおいしいものが食べられたりきれいな景色が見られたりしています。感謝。

仕事で分け入った山で見つけた道路標識。よーく見ると真ん中の木に埋もれている。

定時上がりに浮かれて撮った夕焼け。「すごくきれい!」とワタワタとスマホを起動しているうちに雲の形が変わっていって、「なんか違う」になった画像。

その他。食べ物と植物に興味の大半を持っていかれているのがよくわかる。観葉植物や多肉植物はパブリックスペースに展示されていたもので、自室をこんな感じにできたら素敵だなという憧れ兼お手本。

231229

今年の振り返りとして1年前の記事を見返す。

去年の今頃から新年にかけて、猫の具合が悪くて気が気じゃなかった。件の老猫、毎日お薬を飲みながら今日も元気に生きている。ご飯を食べなくなって痩せすぎて通院の度に栄養剤注射のうえ体重測定をされていたのが、最近は見た目にもふくよかなので触診だけで体重計にすら乗せられなくなった。若いころと比べれば眠っている時間は長くなってきたけれど、膝の上で甘え、なでてとねだり、お外が見たい窓開けて、お布団に入れて、水が冷たいお湯にしてと数々の要求をしてくるあたり猫としてはまだまだ現役だぞという気概がみえる。老い先短いから…と甘やかしまくっているのだけれど、できれば来年も再来年も一緒に年を越してほしい。

それから今年から記録を始めた読書ノートは細々と書き続けている。2023年は55冊読んだ。1ヵ月平均4冊と思えば、そこそこ読書家と言ってもいいのではないでしょうか。個人的ベスト3は、瀬尾まいこ「そして、バトンは渡された」、小川洋子「貴婦人Aの蘇生」、恒川光太郎「滅びの園」。先の2冊は読後感ほっこりあたたか、最後は達成感と虚無感がグッと刺さってしばらく抜けなかった1冊。

運動面については何も書くまい。平日朝の骨盤矯正ストレッチは日課になっているので良しとする。今後はもうちょっと運動強度を上げたい。

さて来年の抱負。今年から仕事が完全週休2日になり喜んでいたのに、思い起こせば自発的に外に出ない1年だった。夏頃に一度日帰り富山旅行の計画したこともあったのだけど、台風で頓挫して行かなかったのだった。雪が解けて気候が穏やかになったら、再計画して富山に行ってみたい。比較的近い東北・北陸あたりにも、目的をひとつかふたつ決めて、ふらりと遊びに行ってみたい。2024年はそういう行きたい、やりたいの気持ちを熱いうちに実行する癖をつける年にします。

この年末年始は例年に比べて気温が高く、雪と格闘しなくても良さそうでほっとしている。皆さま、穏やかで明るい新年をお迎えください。