となりのしばふ

日々の記録と内省と

雑記2024.1

年明け早々、大きな地震が起こった。県をひとつまたいで隣の、私が住んでいる地域もかなり揺れた。県内は液状化になった一部を除けば大きな被害はなかったようだけれど、奥能登のように生活再建が難しくなってしまった地域のことを思うと胸が痛い。この寒い時期に身一つで避難しなければならないのも大変だ。避難している方々が、せめてあたたかい場所であたたかい食べ物を食べてゆっくり休めますように。

私は測量設計にかかわる仕事に従事しているのでありますが、今回の災害は被害甚大かつ地元業者も被災しているとあって、弊社にも1月中旬には同業者の協会から応援要請が来ていた。ライフラインが復旧していないので水とか簡易トイレとか発電機とかスペアタイヤとか持ってきてね、との仮通達に戦々恐々としながら正式な要請を待っていたところ、2月に入る頃に追加で、ようやく全体の被害状況が把握できてきたのだけど宿泊施設もないしとりあえず日帰りできる隣県の業者に声をかけたから隣々県はもうちょっと待ってね、との通達が回り、今はなんだか宙ぶらりんで通常業務にあたっている。

そんな風に気もそぞろなせいか、1月はあっという間に終わってしまった。写真は、すでに遠い記憶の初詣の参道。空気のキンと冷えた雪の早朝に、家族の健康と、被災した方々の無事と、高校受験を控えた姪のことを考えて柏手を打った。今年もよろしくお願いします。