となりのしばふ

日々の記録と内省と

雑記210927

f:id:loupfnc4:20211105180055j:plain週末に事故にあった。警察を呼ばなければならないような大きな事故だった。場所は信号のない交差点で、直進で進入した私の車の横腹に、一時停止無視の車が突っ込んできて起きた事故だった。すごい衝撃があったと思うのだけど、不思議と接触した瞬間のことをよく覚えていない。半分も開かないドアからなんとか体をひねり出して、「大丈夫ですか!?」と駆け寄ってきた相手に「大丈夫」と答えたときに、ようやく手がぶるぶる震えていることに気が付いた。それから警察を待っている時間が異様に長かった。おそらく20分も待たなかったと思うのだけど、9月とはいえ夜の空気が風呂上がりの体を冷やして不安を煽った。私も相手も怪我はなかったものの、車は前輪のパンクと車体の損傷で自走できなくなり、レッカーで移動してもらった。突っ込んできた車の運転手は大学生くらいの男の子だった。事故直後から警察対応を経てレッカー移動完了まで始終かわいそうなくらい動揺していた。私の住む地域は公共交通機関が一時間に一本しか走っていないし冬は雪が降るので車は必須なのだけど、車は簡単に人や物を傷つけられて、場合によっては加害者被害者ともに未来を閉ざしてしまえる危険な道具なのだということを、忘れてはいけないと改めて実感した出来事だった。

大きな事故が初めてだったので保険会社を利用したのも初めてだったのだけど、これが仕事とはいえすごく丁寧で優しいのでうれしかったし安心した。諸手で正直に「車同士の事故にあったんですが、どうしたらいいのかわかりません」と言った私にも一から十まで全部説明してくれて、週明け午前中には修理業者を斡旋してくれて、台車の納車もめちゃくちゃ早かった。連絡の度に身体に痛みや違和感がないかを心配され、事故の当事者同士で今後の話をしなかったこと(間に保険会社を入れて話し合いをすること、くらいは私も知っていたので)も「完璧な対応です!」と褒めてくれた。幼児か。

ありがとう損〇ジャパン。あなた方のおかげで事故は嫌な記憶ではなく、貴重な経験になりました。アンケート、感謝の気持ちをしたためて今夜送ります。