となりのしばふ

日々の記録と内省と

雑記230327

一昨日、友人たちとカラオケの個室でちいかわのケーキを食べるという10代がやるような遊びをした。友人のひとりが娘のAちゃんを連れてきてくれたからよかったけど、これが本当にたまたま予定が合ったから来てくれたわけで、当初は三十路の5人の女たちが大真面目にキャラクターケーキを注文して大真面目に5等分にして食べる算段だった。なかなか愉快な仲間たちでしょう? 実際、ケーキに関しては、その前に食べたランチでそこそこおなかいっぱいで遊びに気が逸れていたAちゃんより大人たちの方が大騒ぎしていた。顔面を切り分けるというショッキングな光景を経て食べたケーキはイチゴたっぷりのショートケーキで、生地はしっとりクリームふわふわでおいしかった。

そして、姪や甥が中学生になってしまったので忘れかけていた「子ども」という天使みたいな怪獣について、この日いちにちAちゃんと遊んでようやく思い出した。そうそう、とつぜん歌い、とつぜん踊り、とつぜん創作ゲームが始まるんでしたね~。そして、楽しければ笑い、気に入らなければ泣く(この泣きに関して、この前まで赤ちゃんみたいだったAちゃんが「泣くほど悲しいわけじゃないけど泣くと大人が言うことを聞いてくれるので拒絶されたらとりあえず泣き真似をしてみる」という技術を習得していることには驚いた)。Aちゃんは人見知りもなく天真爛漫な子で、ほぼ初対面にも関わらずかわいいかわいいと甘やかしてくる家族以外の大人たちの出現にここぞとばかりに甘え、大好きなポテトやケーキを食べ、大人たちを引っ張りまわして全力で遊びたおした。ふつうの休日はパパやママと過ごすことが多いAちゃんにとって、刺激的で大満足の一日だったみたい。一方、私たち大人は5人もいたのに全員がくたくた。保護者のみなさま、本当に毎日おつかれさまです。高さも重さも私たちの半分くらいしかない体のいったいどこに、あの爆発しそうなエネルギーが詰まっているんだろうね。Aちゃんは来月から小学生になる。新しい学校、新しいランドセルに新しいお友達。楽しいことも悩むこともこれからたくさんやってくるけど、このまままっすぐに成長してほしい。あと学校でお友達ができても忘れなかったらたまにはおねえさんたちとも遊んでほしいな。

と言っている間に、この日に遊んだ友人のひとりが翌日に発熱。病院で検査したらコロナだったことが判明。個室・マスクなし・大声でしゃべる・飲み食いする、というほぼアウトの状況なのだけど、私はいまのところ自覚症状はない。ワクチン皆勤賞だからなんとか回避されていますように。