となりのしばふ

日々の記録と内省と

雑記211105

f:id:loupfnc4:20211105175010j:plainこの時期になると方々から柿をもらう。毎年のことなのだけど、今年はいつも以上にたくさんもらった。会社の事務員さん、前の家のおじいちゃん、貰い物のおすそ分けだと叔父からも。さらに冗談みたいな話だけど、現場仕事に出ていたときに知らないおばあちゃんからももらった。事務員さんが言うには今年は豊作の年らしい。1本の柿の木から500個以上も収穫したそうで、干し柿にする分を多めに確保してもまだ余る。しかも傷むまでが早いので、もらってもらった方がこっちもありがたいのよ~とのこと。なるほど、豊作だからこんなにお鉢が回ってくるのか。柿の木がない我が家としてはうれしい限り。

丸々と太った果物は皮をむいてかぶりつくのが一番おいしい。でもこの時期には特別に柿のサラダを作る。水菜やレタスのような葉物野菜と柿を一口大に切って、好みのドレッシングで和えるだけの簡単副菜。熟した甘い柿だとコクのあるフレンチドレッシング、固めの柿だとイタリアンドレッシングのようなさっぱりした味付けが合う(ような気がする)。自炊する前は果物をおかずに使うってなんとなく抵抗感があったのに、柿やりんご、オレンジや干しぶどうはサラダに入れると甘みと酸味がアクセントになってなかなかおいしいということに気付いてからは時々果物入りのサラダを作るようになった。見た目も鮮やかだから食卓が一気に明るくなって、それもまた◎。戸棚の奥の方を探してオリーブの瓶詰が眠っていたらラッキー。スライスしたのを仕上げに飾る。オリーブの実の塩味が加わって、より箸が進む。

柿に、いもくりなんきん。秋はおいしいものが多くてうれしい。冬眠を控えた熊のように、もりもり食べてもりもり元気になる季節。栗が出回り始めたら、渋皮煮をたくさん作って柿をくれた人たちにおすそ分けする。